我が社の「BIM」への取組み｜縁の下の「チ・カ・ラ・モ・チ」

我が社では今年度から新たに「BIM(Building Information Modelingの略語)」を使った設計業務に取り組んでいます。

「BIM」とは、そのまま直訳すると建築物に関する情報のモデリング手法となります。

BIMには一言で説明しきれない様々な要素があり、設計のプレゼンテーションにおいて3D-CG画像として使用されたり、施工の段階において壁の内部の見えない配管を画像出力したりもできます。

今回は設計業務におけるBIMの取組み状況を少しだけ紹介します。

まずはBIM技術の修得のため、トレーニング動画によるサンプルモデルの作成に取り組んでいます。

↓が作成中のモデルです。鉄骨造７階建ての建物です。

【平面図】

【立面図】

このモデルを作成した設計メンバーは、今回はじめてソフトを操作し、延べ作業時間は1時間程度。基礎、躯体まで作成しました。

【北東１】

【北東２】

おそらくこれまでの２次元CADでは、１時間でここまで書き上げるのは難しいかもしれません。

また週１回の設計ミーティングにて、BIMの取り組み状況を設計メンバーで共有し、メンバー全員がBIMにふれる機会を設けています。

今後は徐々に、設計進行中の案件においてBIMを取り入れていきたいと考えています。

以上、少しだけ取組み状況の紹介でした。m(_ _)m